見上げる 〜視線の先には(5)後篇 [Inatimy視点]
日が陰ってきて・・・花びらが厚みがありそうな質感。
もたもたしてると、すぐに光が移動する・・・。
4月下旬、2年ぶりのKeukenhof キューケンホフで見たチューリップ。
撮ってきた写真を見返して気づいたチューリップの楽しみ方、5つの傾向。
Inatimy視点の5つ目、最後のは、見上げる。 今回は、その後篇。 そして、最終回。
Inatimy視点の5つ目、最後のは、見上げる。 今回は、その後篇。 そして、最終回。
※ 見上げるの前篇は、こちら。
この黄色いチューリップの名前は、Flashback フラッシュバック。
オランダ王立球根生産者協会の15の分類での、分類No.6 Lily-flowerd ユリ咲き。
オランダ王立球根生産者協会の15の分類での、分類No.6 Lily-flowerd ユリ咲き。
スコットランド出身の音楽プロデューサー、Calvin Harris カルヴィン・ハリスの昔の曲に、
フラッシュバックという同じ名の曲がある。
フラッシュバックという同じ名の曲がある。
この夏、よくラジオから流れてたカルヴィン・ハリスの曲は、"Stay With Me"で、
フィーチャリング Justin Timberlake, Halsey & Pharrellとなっている。
フィーチャリング Justin Timberlake, Halsey & Pharrellとなっている。
Orange Marmalade オレンジ・マーマーレード。
分類No.8 Viridiflora ビリディフローラ。 花びらに緑が入ってるのって、好き。
分類No.8 Viridiflora ビリディフローラ。 花びらに緑が入ってるのって、好き。
子供の頃、家にあったジャムは、日本のソントンというメーカーので、
そこのピーナッツクリームと、いちごジャムが常備されてた。 ← 私の希望ではない・・・。
そこのピーナッツクリームと、いちごジャムが常備されてた。 ← 私の希望ではない・・・。
ある日、4歳くらいの頃、母が私を縁側に座らせ、おやつを出してくれた。
それが、オレンジ・マーマレードがのったクラッカー。
それが、オレンジ・マーマレードがのったクラッカー。
オレンジの外皮の食感と、そのほんのりとした苦味、クラッカーについた塩との相性がよく。
衝撃的な出逢い。 目の前の世界が広がった気がして、その日のことをよく覚えてる。
衝撃的な出逢い。 目の前の世界が広がった気がして、その日のことをよく覚えてる。
今でもオレンジ・マーマレードが好きなのだけれど、オランダでは見かけない・・・。
光に透けたチューリップ。 花びらの重なりの濃淡で、花の底に別の花があるように見える。
シベの影も好き。
シベの影も好き。
赤い花びら、花の底には黄色と黒。 光を受けて、下から見れば、花の底の模様が綺麗に透けて。
上から普通に見れば、赤・黄色・黒と、かなり強烈な色合いなんだけれどね。
上から普通に見れば、赤・黄色・黒と、かなり強烈な色合いなんだけれどね。
花の底の白がいいアクセント。 茎に一番近いところには、わずかにクリーム色も入って。
背景の赤っぽい新葉との組み合わせが気に入ってる。
背景の赤っぽい新葉との組み合わせが気に入ってる。
白いチューリップの花と太陽を重ねてみたりも。
下から見上げると、かなりたくさん密集してるように見えるけど、上からだと実際はそうでもなかったり。
この黄色いチューリップは、Novi Sun ノビ・サン。 表記はノヴィ? それともノバイ? ノヴァイ?
分類No.4 Darwin Hybrids ダーウィン・ハイブリッド。
分類No.4 Darwin Hybrids ダーウィン・ハイブリッド。
ノバイという街が、米国ミシガン州オークランド郡にあるそうな。
デトロイトの中心から北西へ25マイルほどのところで日本人も多く住んでいるらしい。
デトロイトの中心から北西へ25マイルほどのところで日本人も多く住んでいるらしい。
・・・と、Inatimy視点、チューリップの楽しみ方5つの傾向、これで終了。
逆光、アンダー、はみ出し、茎、見上げる・・・あれこれ組み合わせてみるのもあり。
(後で自分で見つけやすいよう、マイカテゴリーにInatimy視点を作った。)
(後で自分で見つけやすいよう、マイカテゴリーにInatimy視点を作った。)
春にキューケンホフで撮った写真、まだ残ってるので、
秋冬になって、カラフルさが恋しくなった頃にまた登場予定^^。
秋冬になって、カラフルさが恋しくなった頃にまた登場予定^^。
オランダでマーマレードを見かけないというのに少し驚きました。
大人になってから、あまりジャムの類を食べないので海外のホテルに泊まったときも気に留めてなかったのですが、そんな風に国ごとの傾向というか、この国にはこれがなくて、みたいなのってあったのかな?
by YAP (2022-08-28 17:42)
チューリップの時期はもう終わってしまっているので、秋になったら春のチューリップを思い出すのに良いですね。
by ma2ma2 (2022-08-28 18:41)
子供の頃、うちにもソントンのジャムがありました。
オレンジマーマレードはアオハタだったと思います。
父がマーマレードが好きでよく買ってあったような記憶です。
見上げたチューリップの透き通るような花びらがステキです^^
by kuwachan (2022-08-28 18:49)
このチューリップのお写真 透き通る花びら
大好きです。
by ゆうみ (2022-08-28 19:34)
華やかなチューリップの装いを色々な視点から楽しむ、見飽きませんね。
by JUNKO (2022-08-28 20:46)
この角度からチューリップを楽しむ方法…他の対象物でも真似てます。
体が思うようにならず結構シンドイですけれど。
by ヤッペママ (2022-08-28 21:51)
暗い季節がだんだんと近づいてきましたねぇ…
秋と冬に綺麗なチューリップの写真、楽しみにお待ちしてます♪
オレンジマーマレード、ドイツ語圏でもほとんど見かけないですね。
まあ大きなスーパーにはあるのを見たことあるけど、ほとんど誰も買わないし、ホテルでもないことの方が多いし。
うちのドイツ人はマーマレードが嫌いです。あの皮の苦みが全然美味しくないって。私はそれが好きなのだけど。
by めぎ (2022-08-28 23:29)
こんにちは。
見上げるの後編、超ローアングルからズーミング・・・
個体をメインに強調撮影かな?スケール感が惑わされる感じです。
5枚目の赤のチューリップ写真・・・
何となく構造物みたいで、こんな建築物・空間があったら面白そうですね。
ところで、小生幼少の頃「オレンジ・マーマレード」は食べた事なし・・・
クラッカーに付けて食べたのは大人になってからでした(爆)。
年代?田舎育ち?がバレそうです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2022-08-29 00:13)
下から見上げるチューリップ、光を浴びて色鮮やかで綺麗ですね〜。
4歳の頃の出来事の記憶があるってすごい!マーマレード、私も好きです、でも好きになったのは、大人になってからです^ ^
by おと (2022-08-29 03:53)
日に透ける色とりどりのチューリップ、
見上げる目線で眺めることで、
花びらにいっそう透明感を覚えます☆
黄色やクリームの単色もきれいだけど、
グラデーションかかったものやマーブルっぽいものは
アートっぽいオシャレさを感じます(*´▽`*)
by あおたけ (2022-08-29 06:06)
Inatimy視点、チューリップの楽しみ方5つの傾向…実に面白い
猫、建物、空、いろいろな被写体でのシリーズも楽しみにしてますね
オレンジマーマレードとクラッカーは、学校給食で体験しましたよ
マーマレードジャムはコブクロに入っていました。
by mitu (2022-08-29 06:43)
オレンジマーマレードという名のチューリップ
花びらに緑も混じっていて、とても魅力的ですね♡
オレンジマーマレードを初めて食べたのは小学校の給食です(笑)
食パンに塗って食べたのが最初だな~
昔はジャムと言えば「ソントン」くらいしか店に並んでませんでした。
今はアヲハタの甘さ控えめのジャムを買う事が多いです。
by marimo (2022-08-29 08:22)
オレンジマーマレード、オランダでは売られていないとは、意外でやすね。
自国で生産できなかったとしても、いくらでも輸入できると思うのでやすが。
オランダのかたの舌には合わないということなのかな?
by ぼんぼちぼちぼち (2022-08-29 12:21)
inatimyさん目線楽しかったです
見せ方の勉強なさってますよねぇ
by (。・_・。)2k (2022-08-29 14:55)
見上げるようにして撮ると上から見ていただけではわからない
色や形、模様が見えてきたり密生しているような錯覚を味わったりできるのですね(≧∇≦)
これまで紹介していただいた5つの傾向を組み合わせると
無限の可能性が広がりそう・・・
これからも組み合わせ技ありのハッとする新鮮な視点のお写真を期待しております^^
おやつがオレンジ・マーマレードがのったクラッカーとは
なんてオシャレなんでしょう!
そしてオレンジの外皮の食感と
苦味とクラッカーの塩味の組み合わせの妙を舌で感じて
世界が広がるような衝撃を受けただなんて恐るべき4歳です(≧∇≦)
私がそういう複雑な味わいを理解できるようになったのは
お酒が美味しいと思えるようになってからだ・・・
by ちぃ (2022-08-29 15:21)
素敵な色や形のチューリップが咲いているんですね、色んな視線で捉えた素敵なチューリップの写真ですね。
by kousaku (2022-08-29 15:45)
下から見上げるチューリップ、存在感があって赤がゴージャス!
黄色の百合咲、フラッシュバックという名前も素敵です。
オレンジ・マーマレードという名前の、少しグリーンが入って透ける感じが面白いですね。
そちらに、マーマレードがないとは、知りませんでした。柑橘系は南の物だから馴染が薄いのかしら。
ソントンのジャム! ありました~イチゴが一番常備に近く、ピーナッツクリームも買ってありましたよ。最初はマーマレード好きじゃなかったかもです。かすかな苦みと香りが大人っぽいですよね^^
by sana (2022-08-29 21:43)
お花って見る角度で全然感じが変わってきますね。
チューリップは特に下から見上げた方が花びらの様子がよくわかりますね~
マーマレードってイギリスだと必ず朝食に出てきますよ~
子供の頃、給食に出たのが美味しくなかったからかちょっと苦手です。
by miffy (2022-08-29 21:44)
透過光で花びらがいい色を出していますね。
by 斗夢 (2022-08-29 21:51)
見上げのチューリップ素敵だな
低いアングルから撮るから体力使うよね(^^♪
透けた花びらと青空は最高のパートナー
by snow (2022-08-29 23:19)
Inatimyさんらしいユニークな分類ですね。視点別。見上げるのは、透き通って見える所がいいですね。
オレンジマーマレードがオランダにないとは意外。うちで母が作ってたのは夏みかんママレードでした。母が自分で喜んで食べて、2日でなくなってました。母の手作りでは、私は苺ジャムの方が好きでした。
by TaekoLovesParis (2022-08-30 01:31)
僕も花びらにグリーンが入る品種、好きだなぁ。チューリップの魅力って、やっぱり「色」だよねぇ~。複数の色が混じり合う自然の造形に見とれてうっとりしちゃう。まぁ、「自然の」と云っても、そこには人の手に依っての品種改良は為されているわけですけども(^^;。
4歳の時にマーマレードの美味しさで新しい世界が開けましたか(笑)。僕は柑橘類の皮の苦みが好きじゃなかったなぁ。結構なオトナになるまで、マーマレードには全く手が伸びなかったな。今ではオレンジピールのチョコレートがけとか、止まらなくなるくらいに大好きだけど(^^。
by yk2 (2022-08-30 07:35)
チューリップにも、ひまわりにもお別れをしてきました。
これからコスモスや曼殊沙華にご挨拶をします。
来年、桜が終わってチューリップに再会するなら、ボクは。
ボクはキミを、下から見上げてさしあげよう。
by tommy88 (2022-09-04 11:48)
→皆さま「見上げる 〜視線の先には(5)後篇」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。写真を撮る時は、普通に立った時の目の高さだけでなく、しゃがんで下からとか、背伸びして腕を伸ばして上からとか、あれこれお試し。背が高いオランダ人の目線はどんな風なんだろう?って気にもなるし^^。
→YAPさま
オランダだけでなくドイツでもスペインでもマーマレードって見かけなかった気がします。どうしてなんだろう?あんなにも美味しいのに。面白いことに、欧州の中でも微妙に国民の好みの味の傾向ってあるんですよ^^。フランスは酸っぱいもの好み、オランダは甘いもの好み。調味料などからもそれが感じられます。
→ma2ma2さま
チューリップの時期は終わってはいないんですよ、自分で育てる人たちからすると、ですけどね。秋から球根が出回るので、どの品種、色、形にしようか熟考です^^。
→kuwachanさま
ソントン、紙の入れ物だったのがすごく印象的で^^。そういえばアオハタっていうメーカーもありましたね。オランダで朝食で食べてるジャムはボンヌママンの甘さ控えめのタイプ。一番お手軽な上、果肉が多く。
→ゆうみさま
チューリップの写真、楽しんでいただけて嬉しいです^^。
→JUNKOさま
様々な角度からチューリップを見るのは楽しいですね^^。いろんな魅力に気づきます。そして、我が家のベランダに欲しくなる・・・球根販売、そろそろ始まるかな。
→ヤッペママさま
しゃがんで下から撮るの、食後だと尚更きついですよね^^;。逆に、たまに、背伸びして、腕を伸ばして、高いところから撮ったこともあります。
→めぎさま
暗いけど、私はそんなに嫌いじゃなくて。涼しい、寒い方がどちらかといえば好きで、冬にはキャンドルの灯りが楽しめるし^^。ただ、暗いのは手仕事には向いてないけど。マーマレード、Kamoさんも嫌いなんですよ・・・マーマレードはジャムとは認めないって^^;。好きなのはイチゴジャムらしく、しかもたっぷり塗る派。
→Boss365さま
5枚目のチューリップみたいな建造物、シンガポールの国立公園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに、似た感じのスーパーツリーグローブというのがあります。行ったことはなく、他のブロガーさんが行かれて紹介されてたのを拝見しただけですが^^;。オレンジマーマレード、今度日本に一時帰国できた際には買ってオランダに持ってこようと思います^^。
→おとさま
チューリップ、そろそろ球根が出回る時期なので、どんなのをベランダで育てようか考え中です^^。4歳以前の記憶もありますよ^^。ベビーカーに乗ってる時のとか。
→あおたけさま
光に透けたチューリップ、綺麗ですよね、透明感もあって、なんというかランプみたいな。花びらの色、グラデーション、マーブル、魅力的♪ 不思議ですよね、どうしてそんな色が出てくるのかも^^。
→mituさま
給食でマーマレード・・・いいですね〜。そんなのなかったですよ・・・もうイチゴジャムしかなくって・・・^^;。最初は1週間パン食ばかりだったのも私には辛く・・・週に2回、ご飯になったのはありがたかったです。
→marimoさま
いいなぁ、marimoさんの給食にもマーマレードがあったんですね。市販のジャムはかなり甘いですよね。なのでオランダに来た時、果物が日本より安いのもあって、自分で作ってみたりも。でもマーマレードは手がかかるから挑戦したことはなく・・・・。
→ぼんぼちぼちぼちさま
オレンジマーマレードが売ってないのは、国民の好みもあるのかしらね^^;。どこの国に引っ越しても買えたのは、いちごジャムでした。不動の人気・・・でも、私はそんなに好きじゃなく。木苺の方が好き。
→(。・_・。)2kさま
楽しんでいただけてよかったです^^。見せ方の勉強でもなくて、単に、私が見てみたい、ってだけなんですけどね^^;。
→ちぃさま
チューリップなど花を前にすると、普段とは違う光景に気分が舞い上がり、非日常な世界をもっともっとと追い求めてしまう自分がいます^^;。しゃがんで下から見上げるように撮る姿はとても怪しく・・・その姿をKamoさんがたまに記念に撮っていて、後で写真見て、恥ずかしく・・・。でも好奇心が優ってやめられないのでした^^;。いちごジャムとかピーナッツクリームって、私には甘すぎで。絶妙な苦味もあるオレンジマーマレードが好き。今でも自分でジャムを作るときは、砂糖の量は通常の半分以下で。甘すぎないから、大量消費・・・と、ついつい。
→kousakuさま
さすが球根大国のオランダですよね^^。
→sanaさま
非日常な世界が味わえるので、下から見上げた写真、よく撮ります^^。マーマレード、なぜかないんですよ・・・今度日本に一時帰国できたら、買って帰ろうかと思います。子供のコロンはこのジャムがいいって親に言えなくって・・・家族の中で一番下って、TVのチャンネル権もないし^^;。
→miffyさま
国によって、あるものないもの違いますよね。食の好みが異なるのも面白く。給食にマーマレードが出たのが羨ましい・・・いちごジャム、一択でした・・・^^;。
→斗夢さま
透けた花びらっていいですよね^^。
→snowさま
今はカメラのモニターが可動式なので、以前よりはまだ楽かな^^;。縦に撮るときは使えないけど。食後の場合も、しゃがみ込むのが大変・・・。
→TaekoLoves Parisさま
オレンジマーマーレード、オランダにはないんですよ・・・ないなら自分で作ればいい、となるんですが、無農薬のオレンジもそんなに容易く手に入るわけでもなくて。私の母は、そんなに料理がマメではなく・・・母の手作りでびっくりしたのは、手作りのヨーグルトくらい。
→yk2さま
花びらにグリーンが入るのって、惹かれますよね。チューリップだけでなく、白いハスの花の淡いグリーンの残った外側とかもすき。すっかり季節外れのようなチューリップの写真ですが、ベランダで咲かせる身としては、そろそろ球根購入の時期。どんな花を咲かせる球根を買おうか、迷うところです。望む色合いのものが、ガーデニングセンターで手に入ればいいけど、うまく行かないんですよね・・・。大人になって好きになった苦味は、セロリかな。子供の頃は、母が食卓に出すのって、生のセロリスティックに辛子マヨネーズだったんですが、自分で薄く切ってポン酢をかけてみたのがすごく美味しく感じられ^^。
→tommy88さま
私としてはもう来春のチューリップが始まってます^^。球根がそろそろ出回り始めるんですよ。ベランダに植え付けるのはどんなタイプにしようか、あれこれ写真を見て、春の開花を想像してワクワクです。
by Inatimy (2022-09-09 16:43)