まだまだ歩こう・・・ [ホールン 2022年 夏]
微妙に角度がついてるところが、またいいんだな。
1613年に建てられたStatenlogement スターテンロージュメント。 直訳は、州の宿泊所。
※ この建物の詳細のある8話目は、こちら。
※ この建物の詳細のある8話目は、こちら。
バスを降りたホールン駅からぶらぶらと歩いて街の中心へ戻ってきた。
7月中旬、Hoorn ホールンの旅、2日目の続き。 21話目。
ホールンはアムステルダムの北、約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日の夏休み。
ホールンはアムステルダムの北、約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日の夏休み。
朝、蒸気トラムで行ったMedemblik メーデンブリック、帰りは路線バスに揺られ、
ホールンに戻ってきたのは、16時半過ぎ。
ホールンに戻ってきたのは、16時半過ぎ。
※ 前回の、防波堤の先っぽからの湖の眺めや植物などの20話目は、こちら。
ショーウィンドーに映ったGrote Kerk フローテ・ケルク。 意味は、大教会。
現在は、おしゃれなホテル(Heavens Hotel Hoorn・・・直訳:天国ホテル ホールン)になっているところ。
現在は、おしゃれなホテル(Heavens Hotel Hoorn・・・直訳:天国ホテル ホールン)になっているところ。
そして、Roode Steen ローデ・ステーンの広場に戻ってきた。
カフェやレストランのテラス席で賑わってる。
カフェやレストランのテラス席で賑わってる。
視線を左にずらすと・・・
・・・角には元計量所だった建物。 窓に赤い鎧戸がついてる。
夕食の時間にはまだ少し早いから、ぶらっと散歩でもしようかな。
突き当たりを左に曲がる。
突き当たりを左に曲がる。
目の錯覚かと思ったけれど、明らかに上へ行くほど、一つの階の天井が低いよね。
窓の長さが、短くなっていってる。
窓の長さが、短くなっていってる。
たまに横を見ると、こんな小路があったり。
奥の大きな屋根は、おそらくさっきのGrote Kerk フローテ・ケルク・・・大教会。
奥の大きな屋根は、おそらくさっきのGrote Kerk フローテ・ケルク・・・大教会。
Foreestenhuis フォレーステンハウス。 ファサードは、ルイ14世様式。
Jacob van Foreest ヤコブ・ファン・フォレースト(1640-1708)が家屋を建てた。
東インド会社の支配権を握る人物で、西フリースラントの代表議員の書記。
東インド会社の支配権を握る人物で、西フリースラントの代表議員の書記。
その息子 Nanning van Foreest ナンニン・ファン・フォレースト(1682-1745)が
建物のファサード(正面)を依頼。
建物のファサード(正面)を依頼。
息子のナンニンは、ホールンで一番裕福で、市長もした人、西インド会社の支配権も保持。
上流階級のregent レヘントのうちのひとり。 レヘントとは、市政を独占した都市有力者や大商人。
上流階級のregent レヘントのうちのひとり。 レヘントとは、市政を独占した都市有力者や大商人。
見えてきた教会は、ゴシック様式で建てられたOosterkerk オースターケルク、
または、Sint-Anthoniskerk シント=アントニウスケルク。
または、Sint-Anthoniskerk シント=アントニウスケルク。
ここでいう聖アントニウスは、大アントニオスとも呼ばれる聖人。
「聖アントニウスの誘惑」のテーマで絵画にもよく登場する。 ダリやボスが描いたのとかね。
「聖アントニウスの誘惑」のテーマで絵画にもよく登場する。 ダリやボスが描いたのとかね。
建物正面の上部には、時計がついている。
教会の起源は1450年まで遡ることができるけれど、この建物自体は1616年にできたそうな。
教会の起源は1450年まで遡ることができるけれど、この建物自体は1616年にできたそうな。
現在は教会でなく、コンサート、会議、結婚式などを行える文化センター、イベント会場的な存在らしい。
どんな形でも、昔の美しい建築物が保存・維持されるのは、いいよね。
どんな形でも、昔の美しい建築物が保存・維持されるのは、いいよね。
この日の話、まだまだ続く。
夏至から1週間余り過ぎた。
これから夏本番を迎えるというのに、
日が短くなってきているというのが不思議な感じ。
日が短くなってきているというのが不思議な感じ。
ちなみに金曜の日の出は5:18で、日の入りは22:04
・・・と遅くまで明るい^^;。
・・・と遅くまで明るい^^;。
歩いて見て回ると、色々な発見がありますね!
日の入りが22時とは、やはり北にあるからですね。
by ma2ma2 (2023-06-30 18:11)
上の階の天井が低くなっているのはどうしてなのかな?
日の入りは22:04って眠れないのでは?
by mitu (2023-06-30 22:08)
1600年代のオランダ東インド会社が活動していた頃は、オランダが、一番光輝いていた時代なんでしょうね。
その頃の建物は、しっかりしている感じですね。
by テリー (2023-06-30 22:09)
教会の、前に出っ張っている時計、可愛いですね~^^
トラムに乗って、街歩き、いいなぁ。
今日のこちらの日の出は4時47分で、日の入りが21時21分。1時間の時差があるからですね♪
by おと (2023-06-30 22:25)
どうして 各階で天井の高さが違うんだろう?
デカい人は、下。
ちびは、上かな?
こうした建物とても興味深いです、
by ゆうみ (2023-06-30 23:35)
ガラスに映った教会
メッチャカッコイイですねぇ
by (。・_・。)2k (2023-07-01 06:41)
最初の写真の建物とか上階ほど高さが低そうな建物とか、面白い建築が多いですね。
そういうのって、技術が進んでいたからこそ、新しい発想もあったんでしょうね。
遅い時間まで明るいヨーロッパの夏はうらやましいです。
そういえば、私が知っているサマータイムの時期は、ドイツの5月下旬頃。
今年は夏至の一番長い時期に出張の計画があったのですが、秋に延期になってしまいました。
by YAP (2023-07-01 06:51)
ヨーロッパは散々歩いたけど、その街々の風景や建造物が楽しめるので
歩くのは健康にも良いですね。
by お散歩爺 (2023-07-01 06:58)
ショーウィンドウの反射を上手く活かした
教会のお写真が素敵ですね(*´▽`*)
爽やかな晴天のもと
街の広場に備えられたテラス席が気持ちよさそう。
こんな素敵な環境でビールを飲みたいなぁ笑
奥まった路地裏の小径もまた
味わい深くていい雰囲気ですね(・∀・)
by あおたけ (2023-07-01 07:36)
電線が無いと空が広いなあ。
広告が無いと町が落ち着いて見えますねえ。
最近の都会は原色の看板が溢れていて疲れます。
by ナツパパ (2023-07-01 09:51)
こんにちは^^
ショーウインドーに映った大教会、素敵に撮れていますね♪
こうした広場のカフェで一休みも好いですね^^
上の階の天井が低くなっているのは何故でしょうね?
by いろは (2023-07-01 16:05)
高い建物が多くて…首回りの筋肉を鍛える必要ありかな。
by ヤッペママ (2023-07-01 17:20)
こんにちは。
ショーウィンドーに映ったフローテ・ケルク・・・
絵になる建物・風景で、お洒落な構図、ニャイスショットです!!
ローデ・ステーンの広場、ヨーロッパではよく見かける光景ですが・・・
いい空間、のんびりお茶をしたくなります。
ところで、天高が極端に変化している建物、大変興味深い設計です。
当時流行った?様式がありそうです。
また、外観を綺麗に維持されてますね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-07-01 18:37)
お天気がいいと建物も映えて見えますね。
by JUNKO (2023-07-01 19:30)
Heavens Hotel Hoorn、ホームページ見ましたが素敵ですね。
教会の梁が見えるお部屋いいな~
小路、魅力的ですね。
迷い込みたくなります。
by miffy (2023-07-01 20:05)
海外の人たちは古い建物を大切にしますね
日本も最近は古民家が注目され始めましたけど
まだまだかなぁ。
by そら (2023-07-02 09:22)
1613年建設とは、すごい時代モノでやすね!
シェイクスピアの時代でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2023-07-02 14:11)
夏の16時半はまだまだ大丈夫という時間ですよね。
2枚目のショーウインド-に映ったかつての大教会のお写真がステキです。気に入りました^^
小路もいい感じ。こういう路を見つけると入って通り抜けたくなります。
昔の美しい建物が現在も利用されて、維持、保存されているのはいいですね。
どこかの国も是非見習って貰いたいものです。
一度失われてしまったら元には戻らないものもあります。
by kuwachan (2023-07-02 15:15)
ショーウィンドウに映ったとんがり屋根の教会がいい感じ♪
ゴシック様式の建物は重厚感がありますね。
by marimo (2023-07-02 16:10)
数百年前の建物が、こんなに立派に残り続けてることに
改めて驚きを隠せません。
歴史の深さを感じますねー。
そして、ラストの一言の日の入りが22時というのにも
めっちゃびっくりです!(@_@)!
by よーちゃん (2023-07-04 10:07)
→皆さま「まだまだ歩こう・・・」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。普段住んでるところからほんの近くの街だけど、いつもと違う街並みはいい刺激でした^^。旅に出ると、ついつい歩き過ぎになりますね。
→ma2ma2さま
歩くスピードはいろんなものを見つけるのに最適ですね^^。日の色が遅いのは緯度が高いのと、同じゾーンでも西寄りにあるからかしらね。
→mituさま
どうしてでしょうね、その当時の流行なのかしら。その下で紹介したフォレーステンハウスもそんな作りだし^^。明るくても私は眠れるタイプです。でも真っ暗な方が寝やすいかな。明るいとお子さんの寝かしつけには困りそうですよね。
→テリーさま
ホールンという街は、まさに東インド会社で盛んになったところです^^。今でもその当時の建物が残っているのちうのがすごいですよね。
→おとさま
教会の前に看板のように出っ張っている時計、可愛いですよね。パリのセーヌ川にある島の教会にもこんなのがあったのみたことがあります。この日は蒸気トラム機関車に乗ってメーデンブリックの街に行き、パン屋博物館とお城を見た後、夕方バスでホールンへ戻ってきて、また夕飯まで散歩というハードな日に^^;。オランダ、日没後も0時近くまで北西の空が明るくて。
→ゆうみさま
不思議ですよね、一つの階の高さが違うのって。中、どうなってるんだろう^^;。上の回で、日本くらいの天井の高さなんだろうか・・・一番下の階は来客用の広間で天井が高いとか?なんて想像。
→ (。・_・。)2kさま
かっこいいと言ってくださって嬉しいです。こういうの、好きなんです。でも自分が映り込まないように角度を決めるのが大変^^;。
→YAPさま
昔の建物には今の時代にはない発想のものがたくさんあって、中を見るのは楽しいですよね^^。一番下の階が背が高くなってるのは、来客用の広間か何かがあったからかなぁ・・・なんて想像してます。遅い時間まで明るいと、西日が当たる部屋はとことん熱くなるので、案外大変ですよ^^;。秋にドイツに出張に来られる予定がるんですね、秋も落ち着いてていい時期ですよね。
→お散歩爺さま
我が家が選ぶ街は大抵こぢんまりしたところなので、街の中は歩くしかないところが多くて^^;。
→あおたけさま
ショーウィンドーに反射した建物を撮るのが好きなんですが、この時自分自身が入らないような角度を見つけるのが難しく^^;。夕方のテラス席、レストランでの食事をするまでのアペリティフの時間を楽しむ人たちがたくさんいましたよ。小路も惹かれますよね^^。
→ナツパパさま
曹操、オランダのお街は電線類が全て地下になってます^^。広告があるのも街の中だとバス停・トラムの停留所の壁くらいかな。ま、ホールンは割と小さな街だから。大都会のような騒がしさはないのが落ち着きます。
→いろはさま
広場のカフェ、心地良さそうですよね。でも我が家はテラス席で飲まないんですよ。オランダの飲食店は室内禁煙だから、テラス席には喫煙者の方々が多くて・・・。タバコの煙が苦手な我が家2人なのでした。
→ヤッペママさま
高いと言っても、大都会ほどの高層ビルは全くないのでまだ楽ちんです^^。
→Boss365さま
しょーウィンドーに映った建物を撮るのが好きなのでした^^。でも自分自身が映り込まない角度を探すのが大変。ローデ・ステーンの広場、昔はこんなにテラス席がなかったんですよ、もっと広々してて、今よりは寂しげでした。たくさんの観光客が来るようになったのかも。天井、一番下の階が高いのは、来客用の広間か何かがあるのかなと想像です。昔の古い建物が維持・保存されてるのは嬉しいですよね。
→JUNKOさま
お天気が良くなって、本当にラッキーでした。旅に出る前の予報ではずっと雨だったんですよ^^;。
→miffyさま
ホテルのサイト、探してご覧になったんですね^^。雰囲気いいところですよね。私は教会で寝るのは何か出てきそうでちょっと怖くって、この時は宿泊先から外したのでした・・・。
→そらさま
日本では古民家を利用したカフェがたくさんできてますよね。しっとりと落ち着く空間で好きです^^。
→ぼんぼちぼちぼちさま
1613年、日本だと江戸時代が始まって10年くらい経った頃ですよね^^。古い建物、オランダ案外多いです。中は改装されて今風だったりもするけど。
→kuwachanさま
ショーウィンドーのガラスに建物を映り込ませて撮るのが好きなので、機会があればお試ししてます^^。でも、自分が写り込んでしまわないようにするのが難しく。小路も吸い込まれる魅力がありますよね。よく寄り道してしまいます。オランダのこの辺りは地震がないから古い煉瓦作りの建物でも保存・維持できるのかも。
→marimoさま
この教会はゴシック様式ではなく、ネオ・ルネサンス様式なのでした^^。山もないし採石できるところがほとんどないから、煉瓦造りの建物なのもオランダらしく。
→よーちゃんさま
ホールンは小さな街なんですが、、昔は東インド会社で栄えた街だったので、建物も見所いっぱいです^^。そうなんですよ、日の入りが遅くって、日没後も0時近くまで北西の空がうっすらと明るいです。
by Inatimy (2023-07-04 19:01)
いつも素敵な街並みですが、日本から拝見すると、いつもより何倍も美しく見えます。ちょっと自分でもびっくり。
夜はすぐ暗くなっちゃうので、ちょっと損した気分です…
by めぎ (2023-07-05 15:29)
→めぎさま
欧州にいると日本の古民家の家並みにうっとり^^。こちら、水曜日は夏の嵐Polyが来てて、コード・レッドの警報。我が家のあたりでも時速120km近い突風が吹いて現在土砂降り・・・。
by Inatimy (2023-07-05 16:54)