港から宿へ [ホールン 2022年 夏]
左にはホーフト塔、右には階段状の切妻の家並み。
1年余り前、2022年7月中旬、Hoorn ホールンの旅、2日目の続き。 26話目。
ホールンはアムステルダムの北、約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日の夏休み。
ホールンはアムステルダムの北、約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日の夏休み。
朝、蒸気トラム機関車でMedemblik メーデンブリックに行き、路線バスで夕方ホールンに戻り、
時間潰しの散歩をしてから夕食。 その後の、腹ごなしの街歩きの続き。
時間潰しの散歩をしてから夕食。 その後の、腹ごなしの街歩きの続き。
※ 前回の、運河沿いの家並みを見ながら、港まで出てきた25話目は、こちら。
港のあちこちにタチアオイ(立葵)が咲いていた。 日が傾いて、柔らかな光に照らされて。
この花を見ると、夏だなぁと感じる。
オランダでは、ヒマワリ(向日葵)よりも、よく見かけるから。
オランダでは、ヒマワリ(向日葵)よりも、よく見かけるから。
Hoofdtoren ホーフトトーレン・・・ホーフト塔。
建物正面は平面で、かつて海だった側に面した部分は円く曲線に。
建物正面は平面で、かつて海だった側に面した部分は円く曲線に。
塔の上部の時計は午後7時時45分を指していた。 オランダの夏は、まだまだ明るい。
逆光。 お日様を街灯のガラスに重ねて撮ってみる。 膝を曲げて高さを微調整・・・筋肉ぷるぷる。
淡いピンク色のタチアオイの花と、ホーフト塔。
食後の散歩なんて、旅先でしかしないから、非日常で刺激的。
普段、食後は、もうすっかり家の中でのんびりだから。
普段、食後は、もうすっかり家の中でのんびりだから。
いくら外が遅くまで明るくても、この時期、毎年のことで、
もう慣れてしまって、日常ではあまり動こうとは思わない・・・。
もう慣れてしまって、日常ではあまり動こうとは思わない・・・。
ホーフト塔の壁には、ところどころに銃眼というのか、狭間というのか、そんな造りも見える。
ホーフト塔そばの家並み。 一つ一つデザインは異なっているのに、妙に一体感を感じる不思議さ。
港を離れてぶらぶらと街の中心へ戻っていこう。
帰り道にあるアンティークショップ。 ランプが一つ、灯されて。
アガパンサスが咲き始めていた。
右端にちらっと映り込んでいるのは、Bakfiets バックフィーツ。
ハンドルの前に、大きな荷台の箱みたいなのがついてる自転車。 荷物や子供を乗せてたりする。
ハンドルの前に、大きな荷台の箱みたいなのがついてる自転車。 荷物や子供を乗せてたりする。
元・郵便局だった建物。 1876年に建てられたもの。
現在、オランダには郵便局が無い。
雑誌・タバコ・文具などを売ってる店や、スーパーなどの一角に、郵便カウンターがある。
雑誌・タバコ・文具などを売ってる店や、スーパーなどの一角に、郵便カウンターがある。
建物の背景に見える青い空の筋雲が面白く。 上部の丸い窓とか、その下の教会のような窓がおしゃれ。
Roode Steen ローデ・ステーン(意味:赤い石)の広場まで後少し。
ウェストフリース博物館の建物も見えてきた。
ウェストフリース博物館の建物も見えてきた。
誰も人がいないように見えるけど、写さないようにしてるだけで、まだまだ人通りは多い。
左はトリアイナというフォークみたいな三叉槍、右はケーリュケイオンという2匹の蛇が絡んだ翼付きの杖。
持ち物からして、左ははギリシア神話のポセイドン(海洋の王)、
右はギリシア神話のヘルメース(旅人たちの守護神)かな。 ← こういうの調べるの、好き。
右はギリシア神話のヘルメース(旅人たちの守護神)かな。 ← こういうの調べるの、好き。
家の屋根に像があるのって、なんだか、日本の鬼瓦とか、鍾馗さまに似た感覚を覚える。
やっと宿まで戻ってきた。 時間は20時過ぎ。 丸屋根の建物は、Koepelkerk クーペルケルク。
正式名称はR.K. kerk Sint Cyriacus en Franciscusみたい。
正式名称はR.K. kerk Sint Cyriacus en Franciscusみたい。
※ この教会の正面と、中の様子がわかる写真がある記事は、こちら。
これでやっと旅の2日目の話が終了。
3日目の話に入れる^^;。
3日目の話に入れる^^;。
天気予報によると、金曜日の昼は、8〜9℃しかないらしい。
風もあるから、体感温度は5℃くらいか。
風もあるから、体感温度は5℃くらいか。
出かけるならもう冬のコートだな・・・^^;。
オランダは港町が沢山ありますね。
港町もそれぞれ特徴があるみたいですね。
by ma2ma2 (2023-10-20 18:00)
いろいろな建物があって目を引きますね。塔のような感じの建物も多いです。個性的でいいな。
by JUNKO (2023-10-20 19:05)
そうですよねぇ、この夏の明るさにもうすっかり慣れてしまって、明るいからって出かけたりしないし、22時にはまだ明るいけどもう眠くって。
金曜日、こちらはずっと雨です。思ったより寒くなくて、でも暗くて鬱々。
Inatimyさん目線の写真が撮っても素敵で、3日目のお話も楽しみです。
by めぎ (2023-10-20 21:03)
運河沿いの家が、レゴで作ったみたい!
可愛いですね~~。
絵葉書みたいで癒されますね。
by angie17 (2023-10-20 22:17)
こんにちは。
「タチアオイ(立葵)」で「夏だなぁと感じる。」意外でした。
チーリップが終わっら「ダリア」が咲く話は、花屋の友人に聞いた事あり?です。
街中に、何気に植えられたタチアオイの花、良い雰囲気です。
ポセイドンとヘルメースの建物、大変立派で威厳を感じます。
鍾馗さん、関東ではみないですが、京都では見かけますね。
また、沖縄のシーサー的な魔除けの効用もありそうです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2023-10-20 22:59)
お久しぶりです。
やっと旅を楽しめるようになりましたね。
そちらは随分寒くなるんですね。
こちらでは長袖でも動いていると暑く感じます。
明日は高原で星狙いですが、4℃くらいになりそうなので冬支度していきます。
by kyon (2023-10-20 23:33)
風もあって体感温度5℃って・・・冬です…コタツ出さなくては^^
by mitu (2023-10-21 04:48)
バックフィーツは日本では見ませんね。
以前、TVでそちらの家族が自転車で走っているのを見ました。
そうしたら、お父さんが乗っているのがハンドルの前に箱が付いていて
それにまだ自転車に乗れないだろう子供が乗っていました^^
by 斗夢 (2023-10-21 06:36)
切妻屋根の街並みが印象的ですね。
夏のヨーロッパは本当にあかるい時間が長くて
時計を見るともうこんな時間とびっくりすることが多いですが
慣れてしまうとそんなものなのですね。
日中ももう10度以下ですか。冬のコートを着ないと寒いですね。
by kuwachan (2023-10-21 06:52)
港のあちこちで見かけられたタチアオイ
青空に映えるピンクの花がきれいですね♪
茎の下から順に花が咲いていって、
上まで咲きそろうと梅雨が明ける・・・なんて
日本では言われていますよね(^^)
建ち並ぶ家々や建造物もそれぞれに趣ありますが
街灯のランプもまたお洒落で
シルエットのお写真がいい雰囲気(・∀・)
by あおたけ (2023-10-21 07:41)
美しいな街並みってこういう事を言うのでしょうね。
近代的なことがすべていいとは限らないですねえ。
一枚目の写真にとくに惹かれました。
by ナツパパ (2023-10-21 10:04)
旅先で夕食後の散歩、特別な気持ちになりますね♪
街並みが美しくて、素敵ですね~。
そういえば、たちあおい、ロンドンでもよく植えられていて向日葵より多いです^^
by おと (2023-10-21 14:00)
なるほどなあ、ひまわりよりもタチアオイが多いのですね。
夏は夜が空暮れるのが遅いですものね。
一日が有効に使えますね。
by 八犬伝 (2023-10-21 14:10)
遅い時間まで明るいのが当たり前のヨーロッパの夏は、とてもうらやましく思います。
今はかなり日が短くなってきたとは思いますが、それでもサマータイムが終わるまではまあまあ遅い時間まで明るいですよね。
こちら、日本の首都圏は、今はもう、16:30 頃に少し暗さを感じると思ったら、もう 17:00 過ぎにはほぼ真っ暗です。
秋の日は釣瓶落としとは、よく言ったものです。
by YAP (2023-10-21 17:29)
タチアオイ
梅雨入りの頃に花が咲き 天辺まで咲く頃梅雨があけるといわれます。
透けるような花びら大好きです。
by ヤッペママ (2023-10-21 18:37)
旅先だと朝食前も夕食後もお散歩してしまいます。
いつもと違う街並みを見るだけで楽しいですよね。
もう最高気温一桁なのですね。
こちら朝晩は15度前後、昼は25度前後です。
by miffy (2023-10-21 21:04)
素敵な街ですね。花もきれいで。アガパンサスが似合って。パソコン用のトップの写真がカワイイ〜♪
by ふにゃいの (2023-10-21 22:06)
ギザギザ屋根が素敵でやすね!
現在オランダに郵便局はない、、、ちょっと驚きやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2023-10-22 09:33)
アガパンサスいいなぁ
街並みと合いますねぇ
by (。・_・。)2k (2023-10-22 13:07)
夕食後の街歩きは確かに旅先ならでは。
自宅だったら食事の後片付けを終えてやれやれで(笑)
外に出るなんて出不精気味の私にはありえないです(≧艸≦)
明るい夜の食後の街歩きはアンティークショップに灯ったランプが
ちょっとした夜アピールですね^^
銃眼、歴史の生々しい部分を見るようでドキドキしますがあるとのぞいてしまいます(笑)
体感温度は5℃!極寒!!
大阪も急に肌寒くなってきました^^
by ちぃ (2023-10-22 15:21)
タチアオイの花、こちらでは見かけなくなったように思います、夏を思うはなですのに、
鬼瓦、確かに、何か意味合いがあって飾られているのかしら
by engrid (2023-10-23 00:42)
タチアオイの花は最近は見かけませんね、アガバンサスは町の花壇には植えてありますね、
by kousaku (2023-10-23 12:25)
10月の昼で8~9℃!大昔の話ですがそんなところに住んでたのですね、私も(笑)…
by トモミ (2023-10-24 14:05)
→皆さま「港から宿へ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。昔は海の港だったところ、今は湖の港。獲れる魚も変わっただろうし、漁師さんも大変だったろうなぁ・・・。
→ma2ma2さま
港町はたくさんあるけれど、ここは海ではなく湖の港になってしまったところ^^。水害から人々を守るために大堤防で湾の入り口を塞いだから。
→JUNKOさま
昔は東インド会社で栄えた街だったから、教会も多いし、歴史的な建物が保存されて今もいい街並みです^^。
→めぎさま
明るいけど日常ではもう出かけるパワーも残ってなくって^^;。旅先だといくらでも歩けるのに。この秋は雨が多かったですよね。低地だから畑まで浸水してじゃがいもの収穫が危ぶまれてました。3日目のお話、ぼちぼち始めていきますね。
→angie17さま
港に面した家並み、綺麗でしょ^^。階段上の屋根の煉瓦造りの建物、オランダって感じがして好きです。
→Boss365さま
アムステルダムでも向日葵よりタチアオイの方がよく見かけるので、すっかり私の中では夏といえばタチアオイ^^。チューリップとタチアオイの間にバラの開花ってイメージ。鍾馗さま、京都の屋根の上ではよく見かけて、しかもデザインが色々で。沖縄のシーサー・・・いいなぁ、じっくりと見てみたいです。
→kyonさま
お久しぶりです。ホールンの旅の話、これ、昨夏のことだからもう一年以上前になるんですけどね^^;。11月の終わりから12月初め、こちらはかなり気温が低くなって、最高で2〜3℃の日々が続きました・・・。でも我が家はまだ暖房はつけず。ご近所さんの暖房のおかげか室温は16℃です^^。
→mituさま
急に寒くなったり、暖かい日もあったりで、重ね着で凌いでます^^;。こたつのある暮らし、いいなぁ・・・。
→斗夢さま
自転車のハンドルの前に箱がついてるの、バックフィーツですね^^。子供の幼稚園の送り迎えによく使われてたりします。
→kuwachanさま
夏は夜中の0時でも北西の空がうっすらと明るくて^^。でも慣れてしまうといくら外が遅くまで明るくても日常では出かけることもなく。クタクタだし。今は冬、暗い時間が長いので、キャンドルの灯りが嬉しいです♪ ここ数日、濃霧で外が真っ白。昼間でも薄暗く。じっとりと寒いです。
→あおたけさま
タチアオイって、思ったより花の色のバリエーションが豊富で^^。他の場所にもいっぱい咲いてました。日本は咲き始めるのが早いんですね、梅雨の前なんだ。街灯、好きなので、旅先で見かけると撮ってるかも♪
→ナツパパさま
現代の建物って、味気ないですよね、コストが優先されてしまって。ちょっと遊び心や装飾がある方が好き^^。
→おとさま
夕食後や朝食前にちょこっと散歩するのが楽しい旅先です^^。新型コロナがようやく収まってきた頃だったので、ずっと国内・しかも徒歩&自転車圏内にこもっていた我が家は近場の街の夏休みにしましたが、十分楽しめました♪
→八犬伝さま
夏は1日が長く感じられるけれど、冬のいまは1日があっという間・・・朝起きてもしばらくは暗いままで・・・日の出が8時半過ぎなんですよ^^;。冬至の頃には8時50分くらいが日の出です。
→YAPさま
オランダは緯度が高い分、太陽の威動きが横移動なので、じわじわと暗くなっていきます^^。冬は昼間でも夕方のような低い太陽ですけどね・・・。私は、しっとりと落ち着いた秋冬が一番好きな季節なので、暗さも割と楽しんでますが、日本から来たばかりの方は滅入るみたいです・・・。
→ヤッペママさま
日本では梅雨の前にタチアオイが咲き始めるんですね。こちらはもっと後かも^^;。梅雨が明ける頃に咲く感じかな。綺麗な花びらですよね。
→miffyさま
我が家も朝食前の散歩します^^。非日常な旅先の雰囲気ってワクワク。11月終わりから12月初めにかけては最高で2℃、3℃の日が続きました。朝は白く車が凍ってたり。
→ふにゃいのさま
ブログのトップの写真、10月だと小さなキノコのヘッダーかな^^。12月に入ったからまた新たにヘッダーを交換したので、いまは旅先で見かけた花屋産の店先のヒヤシンスです♪
→ぼんぼちぼちぼちさま
郵便局、ないんですよ・・・代わりに業務を請け負ってるキオスクなんかがあるんですが、たまに間違うから要注意で・・・。以前も料金が足りないと追加で請求が来たことも^^;。
→(。・_・。)2kさま
アガパンサス、綺麗な花ですよね。大きく広がって咲くのが華やか^^。白い方をよく見かけるけれど、青紫のこの色も素敵。
→ちぃさま
日常では夕食後の散歩とか朝食前の散歩ってありえないですよね^^;。旅先ではなぜかどれだけ歩いてもまだまだ力が湧いてくるって感じでパワフルに。ゆっくりと過ごそう、といつも思うのに、なぜかスイッチが入ってしまって。オランダ、12月に入って氷点下の日も出てきましたよ。
→engridさま
こちらは逆に向日葵の花も見かけるようになりましたが、まだまだ数は少なく。タチアオイの方が主流です^^。鬼瓦、魔除けの意味もあるのかもしれませんね。
→kousakuさま
こちらは夏はタチアオイです^^。アガパンサスは植物園では見かけたことがあったかな。
→トモミさま
たまに気温が下がる日もありますが、ここ数年は平年より高めの方が多いかもしれません^^。
by Inatimy (2023-12-10 00:16)