像のある中庭へ [ホールン 2022年 夏]
青空に白い雲の模様が気持ちいいな・・・と眺める横で、
水着姿の少年少女たちが次々水に飛び込んでた。 若いなぁ。
水着姿の少年少女たちが次々水に飛び込んでた。 若いなぁ。
小さな橋の上からの眺め。 向こうに接岸されているのは、ハウスボート。 水上に浮かんだ船の家。
オランダ語では、Woonboot ヴォーンボート。
オランダ語では、Woonboot ヴォーンボート。
ここは内陸港で、昔々は造船所がたくさん立ち並んでた場所だったそう。
1年半前、2022年7月中旬、Hoorn ホールンの旅、3日目の続き。 29話目。
ホールンはアムステルダムの北、約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日の夏休み。
ホールンはアムステルダムの北、約35kmあたりにある街。 ここで我が家は3泊4日の夏休み。
※ 前回の、タチアオイの花を見ながら裏道をぶらぶら散歩した話は、こちら。
見えてきたのは、煉瓦造りの建物。 上には人が住んでいて、育てられてる植物がきれいだった。
前日も見にきてたOosterpoort オースターポールト・・・東門。 写真はトリミング。
前日も見にきてたOosterpoort オースターポールト・・・東門。 写真はトリミング。
※ その時のお話は、こちら。
ぐるっと回って、東門を横から眺める。 門からは橋が続いている。
橋の名前は、Oosterpoortbrug オースターポールトブルッフ・・・東門橋。
風がほとんどなく穏やかで、アーチ型の橋桁が水面に映って楕円を形作っていた。
風がほとんどなく穏やかで、アーチ型の橋桁が水面に映って楕円を形作っていた。
ここで引き返す。 ぼちぼち歩けば、ちょうどミュージアムの入館予約時間になりそう。
ということで戻ってきたRoode Steen ローデ・ステーン(意味:赤い石)の広場。
搬入のトラックも去って、綺麗にテラス席が並んでた。
搬入のトラックも去って、綺麗にテラス席が並んでた。
その広場に面して建つWestfries Museum ウェストフリース博物館。
上部が階段状になった建物の右側奥が入り口。 入っていこう。
上部が階段状になった建物の右側奥が入り口。 入っていこう。
まずは中庭へ。 写真左上に見える丸屋根は、カトリック教会のKoepelkerk クーペルケルク。
RK Kerk H.H. Cyriacus- en Franciscusが正式名称。 すでに何度も話に登場してる教会。
RK Kerk H.H. Cyriacus- en Franciscusが正式名称。 すでに何度も話に登場してる教会。
白や紫の花が咲く植物と共に、豊穣の女神のような像や、角のある牛の像が。
左に見える離れの建物の壁際には、Gevelsteen へーフェルステーンが飾られていた。
それは、番地が無かった頃の、家の目印プレート。
それは、番地が無かった頃の、家の目印プレート。
煉瓦の壁にはレリーフ。 ベンチに挟まれた像は、赤いユニコーン。
しゃがんで下から見ると、目がイってて怖い・・・。 金髪なんだ。 それに、大きな蹄だな。
青いリボンのついた雄牛の角笛の盾を持っている赤いユニコーンは、ホールンの街の紋章。
エキナセア・・・中央の膨らんだところが好き。 ムラサキバレンギクともいうよう。
キク科 ムラサキバレンギク属。 学名:Echinacea purpurea エキナセア・プルプレア。
キク科 ムラサキバレンギク属。 学名:Echinacea purpurea エキナセア・プルプレア。
さて、ミュージアムの中を見学しよう。
※ ※ 現在、このミュージアムは修復・改装のため長期休館中。 2025年の半ばまで続く予定だそうな。
☆ ☆ ☆
れふんふにゃーる。 ひらがなにするととても可愛い。 猫っぽさもあって。
「れ」は巻き舌気味の発音。 元の単語は refunfuñar で、スペイン語。
「れ」は巻き舌気味の発音。 元の単語は refunfuñar で、スペイン語。
オランダ語で、これにあたるのが mopperen もっぺれん。
どちらも単語の響きが面白いのだけれど、
意味は、(怒りや不快感から)不平を言う、ぶつぶついう、なのだった。
意味は、(怒りや不快感から)不平を言う、ぶつぶついう、なのだった。
日本語を学ぶ外国の人たちも、ぶうたれるって響きが可愛い、なんて思ったりするのかなぁ・・・。
言葉は奥深い。
言葉は奥深い。
2月1日にヘッダーの写真を新しくした(2ヶ月ごとに変更)。
2023年4月のKeukenhof キューケンホフで撮った水仙 "Mallee" マリー。
2023年4月のKeukenhof キューケンホフで撮った水仙 "Mallee" マリー。
ボートハウス=ヴォーンボートって言うんだ
日本のキャンピングカービルダーにヴォーンって名前の
キャンピングカーがあるんですよね そこから取ってるのかな
by (。・_・。)2k (2024-02-02 17:13)
牛やユニコーンなんかがあるのですね。
ミュージアムは今は修繕中で閉館しているのですね。
by ma2ma2 (2024-02-02 18:10)
赤いユニコーンをしゃがんで見たいです( *´艸`)
金髪なんだ(@_@)
by SWEET (2024-02-02 18:47)
ヘッダーの水仙は水仙らしくないですね。
レリーフに牛、ユニコーン、その土地らしいですね。
ヨーロッパには運河があり、そこに船を浮かべて暮らしている人がいるんですね。
by 斗夢 (2024-02-02 19:37)
水に写って楕円に見える橋の写真、パッと見ると不思議な感じですね
睡蓮の花が咲いていますね^^
by mitu (2024-02-02 22:47)
橋の映り込み、ほんとに綺麗に楕円^^花と人がアクセントになってて、とても素敵です。赤いユニコーンの顔!すごいですね(笑)威嚇してるのか、何かを頑張って守ってるのか♪
by おと (2024-02-02 23:05)
それにあたるのはmeckern(めっかぇーん)かな。
よくいますね~めっかぇーんしている人。
言ってもどうにもならないけど、でも言わずにはいられないシチュエーションも多いし。
ああ、早くお花の季節にならないかな…と私もめっかぇーんしちゃいます。
by めぎ (2024-02-03 00:00)
壁に埋め込まれた立体的な牛がいいですね。
これを作る職人さんもいるのかな?
by YAP (2024-02-03 06:58)
ボートハウス、ツアーのバスの移動時に車窓を眺めていると
川辺に並んで浮かんでいるのを見た覚えがあります。
煉瓦造りの建物の住人の方お花の見せ方が上手ですね。
この建物、カーブしていた先は楕円の橋に続いていたのですね。
楕円が本当に綺麗な形になっていて、その向こうの景色も川面に映っているのが見えて素敵な光景です。
by kuwachan (2024-02-03 09:56)
レンガの壁のレリーフ人目を引きますね。沢山見どころがあるミュージアムです。早く再開してほしいですね。
by JUNKO (2024-02-03 11:39)
こんにちは。
煉瓦造りの建物ですが、植物・花を育てるベランダスペースあり、いい空間・建物ですね。住んでみたくなります。「オースターポールトブルッフ」は立体感あり絵になる橋ですね。「赤いユニコーン」ですが、何とも言えない目の表情です。一般的にユニコーンは純粋さや純潔さの象徴ですが、怖さあるビジュアルになっている感じです。ヘッダーの写真は「水仙 "Mallee" マリー」みたいですが、日本では見かける事ない花ビラ・ビジュアルです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-02-03 13:48)
水面に映って楕円を形作っている橋の上を歩く2人も好い感じ。
中庭に置いてある牛の角鋭いですね~
by ヤッペママ (2024-02-03 18:09)
ヘッダー写真のほんのりオレンジ色の水仙、とっても綺麗です。
東門橋の姿良いですね~。一番最初に勤めた会社が
橋の設計する事務所だったので、橋を観るのが好きです。
by みち (2024-02-03 18:56)
橋の映り込み、綺麗ですね
手前の睡蓮の葉っぱもいい感じです
博物館の人物たち、なんか大きくないですか?
そういう風に見えるだけかな・・・
by miffy (2024-02-03 23:24)
趣きある煉瓦積みのオースターポールト
重厚な構えも印象的ですが
緩やかな曲線の側壁も美しいですね(*'▽')
門から続く眼鏡橋もアーチがきれい♪
ユニコーンってどこか麗美な白馬のイメージがあったけど
ご当地では真っ赤で金髪の
ちょっとファンキー(?)なスタイルなのですね笑
時節柄、節分の赤鬼にも見えます(*´艸`*)
by あおたけ (2024-02-04 07:30)
ホールンの街の紋章なんですね ^^;
赤いユニコーン、すごいなぁーーー @@;
ユニコーンって色は白だと思っていましたが、赤いのもいるんですね。
季節柄? 一本角の赤鬼にも? 見えたり?? ^^; 笑
by moz (2024-02-04 08:57)
この赤いユニコーン、すごく変わったポーズをしてやすね!
ユニコーンって、「美しさ」を追究して作られたものが多いのに、これはおどろおどろしいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-02-04 10:40)
煉瓦の建物が見事ですね。
へーフェルステーンと言うのですね
家の目印でしたか。
by 八犬伝 (2024-02-04 11:57)
→皆さま「像のある中庭へ」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。庭がある家っていいなぁ・・・ここまで広くなくてもいいけど^^;。我が家にあるのはベランダだけ。しかも植木鉢やプランターで足の踏み場に困るくらい。
→ (。・_・。)2kさま
キャンピングカービルダーのヴォーン、調べてみたら綴りがWOHNだったから、ドイツ語から来てるのかも。ドイツ語でキャンピングカーは、Wohnmobil ヴォーンモビル、キャンピングトレーラーはWohnwagen ヴォーンヴァーゲンなんですよ。ドイツにいた頃、語学学校の教科書に出てきました^^。
→ma2ma2さま
ミュージアムは閉館中ですが、企画展や何かは墓の場所で開催したりしてるようです^^。
→SWEETさま
この赤いユニコーン、しゃがんで見ると、目が本当に怖いですよ・・・夢に出てきそう^^;。髪は本当に金色♪
→斗夢さま
水仙と言ってもかなりの種類があるので、ラッパ型のカラスリットの入ったものも色々^^。水があるところを干拓したり、運河を埋め立てたりして、住める大地を作ってきたオランダですが、そのままの水辺を利用しての暮らしもあります。街の中では運河に浮かべたボートを駐輪場にしたりも。
→mituさま
珍しく風がなくて綺麗に写ってました^^。睡蓮の花が咲いてましたが、ズームして撮ると、浮草やなんかがついててあまり綺麗じゃなかったので割愛^^;。
→おとさま
橋、綺麗な楕円型に見えるように撮れました^^。睡蓮の花、歩いてくる人、いい感じに入ってくれて。赤いユニコーン、怖い顔でした^^;。目がね・・・なんでこんな黒目の位置にしたのか・・・。
→めぎさま
言ってもどうにもならないけど、言うとちょっとスッキリするの、ありますね。子供の頃、夏に「暑い〜」と何度も言ってたら母に叱られました^^;。でも、言わずに内に溜めてると精神的に良くないというか。色がない冬の風景は寂しげで春が待ち遠しいけれど、冬好きな私としてはもう少し氷の世界を楽しみたく、寒波が来ないかなと天気予報と睨めっこです。
→YAPさま
壁に埋め込まれた立体的な牛、おそらくこれも家の目印だったGevelsteen へーフェルステーンだったのかも。建物の上の方にあると小さく見えるけど、実際に目の高さにあると大きく感じられました^^;。職人さんもいたのかもしれませんね。
→kuwachanさま
ボートハウス、アムステルダムの運河にもたくさんあります^^。東門橋、あまり風がなくて綺麗な水面に映った姿でした。楕円形♪昔の街はその周りを運河や城壁で囲んで防衛して、それが残ってるのを見られるのはいいですよね。東門は、昔々はもっとデザインが違ってたようで、それも美しかったです。また登場予定。
→JUNKOさま
レリーフ、これもGevelsteen へーフェルステーンだったかも^^。家の目印。高いところにあると小さく見えたけれど、本当はこれくらいあるみたい。
→Boss365さま
東門、美しい煉瓦砥石の建物でした^^。国家モニュメントだから住むのは緊張しそう・・・。ユニコーン、なんで赤い色?なんて思いますよね。しかも目が上向の視線で、夜見たら、うなされそうな・・・。ヘッダーの推薦、中央のカップに切れ目がい入るタイプで、ぱっと見は水仙ってわかりづらいですよね。でも綺麗♪
→ヤッペママさま
牛の像にもツノ、壁のレリーフにの牛にもツノ、こんな牛が昔は普通にいたのかもしれませんね^^。
→みちさま
オランダには運河や水路、川もあるので、大きなものから小さなものまで、橋がいっぱい見られますよ^^。もちろん跳ね橋のタイプも様々。
→miffyさま
珍しく風がなく、水路の水が静かだったので、綺麗に橋の橋脚で楕円形が撮れました^^。睡蓮はズームしても撮ったけど、小さなウキクサがついていたりとあまり綺麗じゃなくって^^;。博物館の人物・・・像のことかな。私がしゃがんで撮ったりしてるから大きく見えるのかもしれませんね・・・。
→あおたけさま
眼鏡橋、そうそう、その単語が出てこなくてむずむずしてたんですよ^^;。ありがとうございます、スッキリしました。ここのユニコーン、どうして赤なんでしょうね。調べてみたんですが、それはよくわからない、と言うことでした・・・。季節柄、赤鬼思い浮かべますよね^^。ファンキーな金髪という表現に笑ってしまいました。
→mozさま
ユニコーンの色がどうしてホールンでは赤なのか、それは誰もわからないそうです^^。鬼にも一本のツノのがいますよね。2本が基本だったようですが、バリエーションが生まれたようで、3本の鬼もいたとか、さっき調べて知りました。
→ぼんぼちぼちぼちさま
赤いユニコーン、紋章だからポーズも「美しさ」より、変わったデザインのものになったのかもしれませんね^^。目が怖かったです・・・上を睨み上げてる感じで。
→八犬伝さま
オランダは山がない低地だから採石できるところがほとんどなく、建物は石造より焼いて生産できる煉瓦造りの方がはるかに多いです^^。番地がつけられる前は、目印でその建物が認識されてたようです。案外大きくて。
by Inatimy (2024-02-06 18:13)