こんなところにいたのか・・・ [森・湖]
イガイガの実がついた枝。
見たことがある・・・。
見たことがある・・・。
![bs24jnr2nd14.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd14.jpeg)
おそらくゴボウの一種。 キク科 ゴボウ属。 中には、高さが2.5mほどまで成長するものもある。
学名:Arctium minus アルクティウム・ミヌス。
オランダ語:Gewone klit ヘボーネ・クリット、またはKleine klit クライネ・クリット。
それぞれ直訳は、普通のゴボウ、小さなゴボウ。
オランダ語:Gewone klit ヘボーネ・クリット、またはKleine klit クライネ・クリット。
それぞれ直訳は、普通のゴボウ、小さなゴボウ。
橋を渡り切って、森林公園のAmsterdamse Bos アムステルダムの森へ入った。
1月下旬、ふたりで湖の東側の遊歩道を北上して散歩した日の話の続き、後篇。
気温は、最低0.5℃、最高8.4℃。 ※ 前篇は、こちら。
気温は、最低0.5℃、最高8.4℃。 ※ 前篇は、こちら。
![bs24jnr2nd15.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd15-a4bd4.jpeg)
途中で右に曲がって、こんな歩道を歩く。 この下は水路だったり、湿地だったり。
![bs24jnr2nd16.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd16-d62b2.jpeg)
すぐそばに危険が迫ってる・・・おそらくハンノキ属の木の花。 もう花粉の飛散か・・・。
日本ではスギの花粉症だった。 でも、オランダには山もないし、最初の数年は症状がなく、楽々の春。
日本ではスギの花粉症だった。 でも、オランダには山もないし、最初の数年は症状がなく、楽々の春。
でも、そのうち現地の木々の花粉に反応するようになってしまった。
パリでは、街路樹に多かったマロニエの木の花粉に反応してたし・・・。
パリでは、街路樹に多かったマロニエの木の花粉に反応してたし・・・。
![bs24jnr2nd17.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd17-b5306.jpeg)
出てきたところは、アムステルダムの森の一画にある
Kersenbloesempark ケルセンブルーセムパーク(桜の花公園)。
Kersenbloesempark ケルセンブルーセムパーク(桜の花公園)。
ご覧のように、当然ながら、この時はまだちっとも咲いてない。 芝の緑だけが鮮やか。
右下に、我が家ふたりの影。
右下に、我が家ふたりの影。
![bs24jnr2nd18.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd18-44d56.jpeg)
桜の木についた緑の苔を、クチバシでむしっては捨てていたのは、この鳥。 カケス。
カケス科 カケス属。 我が家のベランダにもたまに来る。
カケス科 カケス属。 我が家のベランダにもたまに来る。
学名:Garrulus glandarius ガルルス・グランダリウス。
オランダ語:Gaai ハーイ。
オランダ語:Gaai ハーイ。
![bs24jnr2nd19.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd19-d1c3a.jpeg)
桜のツボミもまだまだ先だね・・・と話していたら、さっきから芽が赤いところがあって。
そのうちの1箇所をズームしたのを、その場でさらに画像拡大して見ていたら・・・
![bs24jnr2nd19bv.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd19bv.jpeg)
・・・テントウムシが身を寄せ合って、越冬中だった。 仰天・・・こんなところで・・・。
![bs24jnr2nd20.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd20-03481.jpeg)
桜の花の公園を抜けると、ブナの木のトンネル。
冬の間は、落葉で枝がスカスカ。 明るくて青空が見える。
冬の間は、落葉で枝がスカスカ。 明るくて青空が見える。
![bs24jnr2nd21.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd21-d5a1d.jpeg)
途中で左に曲がって、木立の中の遊歩道を歩く。 道の両脇には溜まった落ち葉がしっとり。
腐葉土になって木々の栄養になるんだな。
腐葉土になって木々の栄養になるんだな。
![bs24jnr2nd22.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd22-9df50.jpeg)
苔むした倒木が目にとまる。 緑の苔から朔(サク)が出ていた。
![bs24jnr2nd24.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd24-088be.jpeg)
日の光が差す明るい森。 もう少し行った先には、メタセコイア。 でもまだ芽も出てない。
![bs24jnr2nd25.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd25-3baa4.jpeg)
いつもの大きな水路に出てきた。 水面に映った木の枝を撮っていたら、オオバンが掻き乱す・・・。
クイナ科 オオバン属。
クイナ科 オオバン属。
学名:Fulica atra フリカ・アトラ。
オランダ語:Meerkoet メーアクート。
オランダ語:Meerkoet メーアクート。
![bs24jnr2nd26.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd26-00c62.jpeg)
冬枯れ色の風景。 冬芽はまだ大きな動きがないみたい。
![bs24jnr2nd27.jpeg](https://nl2inatimy.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_d67/nl2inatimy/bs24jnr2nd27-a084c.jpeg)
北から湖の対岸に見ていた教会。 Bovenkerk ボーフェンケルクにある、
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルク。
Sint-Urbanuskerk シント=ウルバヌスケルク。
結局、湖をくるっと一周した。
4時間ほど歩いていたかもしれない。 クタクタ・・・。
4時間ほど歩いていたかもしれない。 クタクタ・・・。
☆ ☆ ☆
「いったんもんめん」とKamoさん。
「違うって、いったんもんめっ」と私。
「違うって、いったんもんめっ」と私。
正しくは、いったんもめん(一反木綿)だった・・・。
Wikipediaによると、伝承地では、我が家ふたりのものも、
言われてるみたいで許容範囲だったけどね^^;。
言われてるみたいで許容範囲だったけどね^^;。
タグ:鳥
イガイガの実は子供の頃投げて他の人の服に実を付けていました。
by ma2ma2 (2024-02-25 19:00)
テントウムシが面白いところで越冬していますね。
これでは冷たい風がまともに当たるでしょう。
剥がれかけて木の皮の裏側などで越冬すると思っていました。
by 斗夢 (2024-02-25 21:42)
日本ではそろそろスギ花粉が
飛散のピークを迎えますが
オランダには杉が少なくて(?)
発症しにくいのかな?
“楽々の春”がちょっと羨ましいと思ったけど
でも、ほかの花粉に反応することも
あるのですね・・・(・∀・`)
桜の木の枝又、もう蕾が膨らんでいるのかと思いきや
テントウムシさんの集まりでしたか☆
身を寄せ合って寒さ凌ぎかなぁ?
by あおたけ (2024-02-26 05:48)
国ごとにアレルゲンとなる花粉がいろいろあるみたいですね。
私はここ数年花粉症をほとんど感じなかったので、年齢でアレルギ反応が薄くなって、もう大丈夫なのかと思っていたのですが、今年はちょっときついです。
by YAP (2024-02-26 08:03)
こんにちは。
オランダにはスギの花粉はないみたいですが・・・
「そのうち現地の木々の花粉に反応」は残念、何かしらの花粉が飛散ありですね。
ところで、桜のツボミの枝根元にテントウムシの集団・・・
ビックリする風景で貴重なアーカイブと推測です。観た記憶なしです。
一反木綿?鬼太郎に出てきた妖怪、憶えています!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2024-02-26 12:50)
ゴボウの類いって、このような実をつけるのでやすね!
なんか、意外でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-02-26 13:01)
イガイガの実、触ったら痛そうですね(≧艸≦)
子供の頃、原っぱで遊んだ後に、
毛糸の服にたくさんくっ付いたのと似ています。
木の枝にとまっている鳥さん、よく見つけましたね♡
冬枯れの並木道にも小さな春を感じます。
by marimo (2024-02-26 14:28)
こんにちは^^
寒い頃はあまりお散歩に行く事もなく...
こうして拝見していると、色々な発見があって楽しそうです^^
てんとう虫にはちょっとビックリ!
by いろは (2024-02-26 15:16)
毎日目が覚めると
目が痒くて仕方がない
そんな季節が到来しました。
そうなんですね、やはり環境によって反応してしまうのですね。
by 八犬伝 (2024-02-26 15:33)
テントウムシの越冬シーン初めて見ました。4時間歩いたのはすごいですね。でも目に映る光景が退屈させませんね。
by JUNKO (2024-02-26 15:52)
カケスが家に来るなんて羨ましいな
by (。・_・。)2k (2024-02-26 16:10)
「現地の木々の花粉に反応」致し方ありませんが残念ですね
反応する花粉の増えない事をねがいます
私はこの時季何とはいえず過敏になっているようです
by ヤッペママ (2024-02-26 16:30)
4時間のお散歩、お疲れ様です^^
身を寄せ合って越冬中のてんとう虫、
おしくらまんじゅうをしているようで可愛らしい♪
桜が咲く季節が待ち遠しいですね(≧∇≦)
by ちぃ (2024-02-26 16:49)
北国でも、春の兆しが探すとあるのですね。
わが家の庭では、先日のぽかぽか陽気で沈丁花の花が満開に近いです。
いい匂いが溢れていますよ。
by ナツパパ (2024-02-26 20:41)
アレルギーって、ほんと辛いですよね~。
Inatimyさんの記事で知った花粉の飛ぶ木々を見かけると、これが私を攻撃してくるのか?と、ちょっと身構えます^^
苔のお写真、好きだなぁ。
by おと (2024-02-26 21:30)
寒い中での4時間のお散歩、興味深いものがたくさんあって楽しかったでしょうね~
テントウムシが集団越冬するのは知っていましたが見るのは初めてです。
スギ花粉、今ピークです。
最近はそれほど症状がひどくなかったのですが今年は量が多いのかちょっと辛いです。
by miffy (2024-02-26 21:49)
テントウムシが身を寄せて越冬とは、びっくりですね。
by テリー (2024-02-26 22:31)
テントウムシの越冬、図鑑とかでは見たことアリましたがこんなのは初めて見ました!!
by トモミ (2024-02-27 13:33)
越冬中のテントウムシにびっくり!
私も見たことがなかったです。
でも、枝先には蕾が付いていて春が近づいていることを感じますね。
昨日今日と強い風が吹いて花粉がとびまくりのようで、眼も痒いし、鼻水も出てきました(>_<)
by kuwachan (2024-02-27 23:19)
→皆さま「こんなところにいたのか・・・」のお話にnice!やコメントをありがとうございました。散歩していると何かと面白いものに出会えるのでいい気分転換になりますね^^。寒くても、外を歩くのはやめられずです。
→ma2ma2さま
外で遊ぶことが多かった子供の頃、帰宅時には何かしら服に植物がついてましたよね^^。洗濯機に入れる前に取るのが大変。
→斗夢さま
テントウムシの越冬、木の枝の分岐点にギュッと集まって、ほんと、冷たい風にさらされますよね。雨の日も野晒しで・・・大丈夫なのかな^^;。木の皮の裏側の方が心地良さそう。
→あおたけさま
オランダには山がないので杉の木もほとんどなく。公園くらいかな。あとは風向きによってドイツの方から花粉が飛んでくることも^^;。オランダにある木の花粉でも反応するようになって、今も臭覚が鈍くなってます・・・。テントウムシも猿団子と同じように中心にいる方が暖かいでしょうね^^。
→YAPさま
日本ではスギの花粉症で、発症から3年ほどは酷かったんですよ。いつも4月の記憶が曖昧・・・。当時はまだ花粉症という言葉も聞かなかった頃なのでひどい風邪だと^^;。でも年々軽くなってきてました。で、欧州に引っ越しで、楽々と思っていたら、現地の木々の花粉に反応・・・。
→Boss365さま
桜の枝の分岐点に集まるテントウムシにはびっくりでした。でも、我が家のベランダにある鉢植えのリンゴの木に、同じようなテントウムシの集まりを発見。意外と身近なところにもありました^^。なのにアブラムシが発生する頃には姿を消して、アブラムシ退治してくれないんですよね・・・。いったんもめん、そうそう、鬼太郎に出てくる妖怪♪
→ ぼんぼちぼちぼちさま
ゴボウ属の花も可愛らしいんですよ。一見アザミにも似た感じで^^。
→marimoさま
子供の頃は服によく植物をつけて遊んでましたよね。毛糸の服だと特に付きやすくって。木の枝に止まってる鳥、カケス、割と大きめなんですよ^^。鳩くらいはあるかな。枝から枝へと渡っては、苔を見知って捨ててました・・・。
→いろはさま
寒い方が私は好きで、30℃近くになると、もう外に出たくなくなって^^;。夏の散歩は苦手です。テントウムシ、我が家の鉢植えのリンゴの木にも同じような感じで越冬してました♪
→八犬伝さま
目がかゆいですよね・・・瞼が赤くなったりもして^^;。今、臭覚も鈍くなって、匂いがよく分からず・・・。その国の植物環境によって影響受けますね。一体なんの木の花粉か知りたいけど、わざわざ検査してくれないだろうしなぁ。私にはハンノキ属は危ないのは確かだと感じます・・・。
→JUNKOさま
テントウムシ、冬になる前に窓を開けて油断すると部屋の中にいつの間にか入ってて、室内で越冬ってことも^^;。4時間でクタクタになりましたが、キューケンホフでチューリップを追いかけてると9時間ほど遊んでしまいます♪
→(。・_・。)2kさま
カケスの他に、カササギ、シジュウカラ、アオガラ、シラコバトなどが来てます^^。
→ヤッペママさま
花粉に反応しますが、僅かずつマシになってる気がします。コロナ禍で皆が見慣れてマスクをしやすくなったのもありがたく^^。
→ちぃさま
おしくらまんじゅう中のテントウムシ、我が家の鉢植えの林檎の木にも見つけました^^。案外身近なところにも。桜の花、今年は早そうです。4時間の散歩、普段は運動不足なのに、散歩だけは長時間遊んでしまう・・・。
→ナツパパさま
沈丁花の花、松任谷由美の「春よ、来い」の歌詞で知った植物で、いまだに実物を見たことがなくて^^;。どんな香りかすごく気になるところです。
→おとさま
日本ではスギ花粉で大変でした・・・仕事をし始めてから春になると風邪みたいな症状が1ヶ月半ほど続いて、GW明けると景気に。4月は鼻詰まりで酸素が脳に行き渡らず、ぼーっとした感じで記憶があまりなく。当時は花粉症という言葉もまだ聞かない時代だったので、ひどい風邪だなと思ってました^^;。でも3年ほど経つと年々少しずつ軽くなって。オランダでは楽々だと思ってたのは最初のうちだけでした・・・。苔、我が家の紫陽花の鉢と林檎の鉢にもよく育ってます♪
→miffyさま
8℃くらいあると暖かいと感じるようになりました^^。氷点下じゃないと冬らしくないと思ってるくらいなので寒いのは平気、でも暑いのはダメ^^;。日本は花粉症対策の商品もたくさんあるからそれが羨ましく。
→テリーさま
テントウムシ熱湯の様子にびっくりでしたが、先日我が家のベランダにある鉢植えの林檎の木にも同じようなものを発見で、案外、身近なところにありました^^。
→トモミさま
本格的な冬になる前に窓を開けて油断するとテントウムシが部屋にいつの間にか入ってて、室内で越冬ということも^^;。窓枠でたまに見つけます。
→kuwachanさま
晩秋に葉っぱが落ちてしまった時にはもう、芽が準備されてる木が。自然は用意周到だなと感じます^^。桜の花芽も徐々に膨らんで、今年は咲くのが早いかも。冬好きとしては氷点下の日が少ないのは寂しいけれど・・・。強い風で木々の蕾が吹き飛ばされるほどだと、花粉も少なくなるのにねぇ・・・。こちらは年が明けてから嵐が4〜5つ来ていたので、これでもまだマシな方なのか・・・という感じです^^;。
by Inatimy (2024-03-05 07:27)